年の瀬も近づいた頃、2人の偉大な作曲家の作品の一部に触れる機会をいただきました。
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1つめは西井夕紀子さん「静物の瞳孔」。
大学の学科の先輩である西井さんの記念すべきファーストアルバム。
近しい存在を感じながら、なかなか感性を触れ合わせる機会に恵まれませんでしたが、別の道を歩んだアイリッシュミュージックの側面から交流が戻り、tricolorとして「あなのあいた」に参加しています。
http://www.yukikonishii.com/my-first-album
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2つめは阿部海太郎さん「音楽手帖 Cahier de musique」。
様々なシーンで海太郎さんの音楽性、センス、ロジック、人柄に触れられたことは、間違いなく僕自身に多大な影響を与えています。
TVプログラム「世界で一番美しい瞬間(とき)」にて収録された「Dans l’amandier en fleur 扁桃の木の上で」ブズーキソロで、誰にも聴かせるつもりのないような気ままな時間を奏でています。
http://www.umitaroabe.com/news/
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僕にとって「ミュージシャン」と「作曲家」は似て非なるものであり、どちらにも異なる尊敬と共感を持っています。
作曲家の2人の思考と実践の一部になれたことに誇りを持っています。